
AfterEffectsで文字をペンで書いているようなアニメーションの作成方法
After Effectsでペンで文字を書いているような
アニメーションの作り方をご紹介します。
今回は「ツナグ」の文字を
イラストレーターで手書き風に加工したものを
使ってできあがるまでを紹介したいと思います。
まずは下の動画をご覧ください。
完成イメージ
右からペンが出現し「ツナグ」の文字を
書いていく様子を作成しました。
それでは設定の方法をみていきましょう
ステップ1:コンポジションを作成します
・3840px × 2160px
・30フレーム
・デュレーション10秒
上記設定で作成します。
ステップ2:AfterEffectsでイラストを読み込みます。
ツナグの手書き文字は、
パスの変形→ラフ
でエッジ部分を手書き風に加工します。
また細かくレイヤー分けをしておいて、別々に出現させられるようにしておきます。
After Effectsで読み込むと上の画像のように、
イラストレーターでのレイヤー分けがAE でも反映されています。
ステップ3:まずは文字の出現アニメーションを作成します。
まずは、それぞれのレイヤーを選択した状態で、
上の画像のようにペンツールを選択し、書き順通りに端と端をパスでなぞります。
次にエフェクト→描画→線を選択します。
上の画像のように、わかりやすく線に色をつけて元のイメージが隠れるぐらいの太さにします。
そしてパスのキーフレームに合わせて、「終了」のパラメーターにキーフレームを打ち、
0%から100%に設定しペイントスタイルを「元のイメージを表示」に設定します。
他の文字も同様に設定していきます。
2画の場合は上の画像のようにパスを打ちます。
上の画像のように、「グ」まで設定します。
ステップ4:最後にペンのアニメーションを設定します。
まずはペンのレイヤーを選択し、アンカーポイントをペン先に設定します。
次に、各レイヤーのパスのキーフレーム合わせて、
ペンの位置のキーフレームを、出現のタイミングをうまく合わせて打っていきます。
ペンが画面外にはけるまで設定したら完成です。
動きが出現のタイミングとあうようにイージング(F9)なども使用し
調整してみましょう。
まとめ
文字が書き順通りに出現アニメーションだけでも良いですが、
ペンのアニメーションが追加されるだけで演出として面白くなると思います。
このように違うアニメーションをの組み合わせは、
他にも応用できるものになるので、
切り分けてアニメーションを考案し、
後々面白いアニメーションになるよう、
色々組み合わせる演出を考えてみるのも良いかもしれません。